こんにちは。
massudegozaru.comの中の人、massuです。
プロフィールに興味を持っていただきありがとうございます。
このHPでは主にボイストレーニングの情報を提供しています。
「上手く歌えたり、思うように声を出せるようにするまでの、誰もが再現できるノウハウを提供する」
「一人でも多くの方に「できた!」と喜んでいただく」
こうしたことを目指してHPの運営をしています。
また、上手く歌えるだけでなく、楽器を弾きながら歌うコツ、英語の歌を歌うコツ、歌を通して他の色々なことへ繋がっていく話などもしていきます。
簡単なプロフィール
現役のミュージシャン/ヴォーカリスト/ボイストレーナーです。大手音楽教室で音楽講師を務める傍ら、一時期は別の大手音楽教室の本部の運営業務にも携わっていました。
ヴォーカリストとしてロック、R&B、ポップスを演奏するバンド活動をしており、邦楽洋楽問わず歌います。ハコバンのシンガー、プロ同士でのセッション、チャリティーバンド、ウエディングシンガーなど演奏業寄りの活動を行っています。
洋楽好き、海外好きが高じて近年は渡米してローカルなライブハウス・クラブ巡りやボイストレーニングを受けたりしながら音楽についての知見を深めています。
また、歌以外にもマルチプレイヤーとしてギター、ピアノといった楽器を嗜んでいます。歌のレッスンでカホンを繰り出したり、おもむろにウクレレを取り出すような先生と出会ったら、それは私かもしれません。
【趣味】
ギター
ピアノ
ドラム
ウクレレ
ヨガ
ランニング
【好きなミュージシャン】
Donny Hathaway
Whitney Houston
The Beatles
The Rolling Stone
B’z
秦基博
玉置浩二
etc…
ここからは、ボイストレーニングとの出会いから業界事情、それを踏まえてなぜブログを書くのかについて綴っていきます。
ボイストレーニングとの出会い/最初に思ったこと
私は中学生の頃にギターを始めて以来、プロのミュージシャンになりたいと思うようになりました。
高校生になってからボイストレーニングの教室や先生を探し出したのが2000年すぎ。今から約15年以上前、この頃はまだ歌を習うことが一般に普及していなくて、またインターネットが普及していなくて、図書館に行ってタウンページで馴染みのある街の音楽教室を探すところからがスタートでした。
そして、やっと探し出したいくつかの教室へ連絡を取り、体験レッスンを受けたりや話を聞きに行ったりして思ったのが
「全体像がイマイチ見えない!」
「っていうか先生の歌が・・・」(失礼!)
といったことでした。
その後、音楽関係の仕事で食べれるようになるまでの間に、数十のスクールを見学し、その中から色々なタイプのスクールや養成所で色々なタイプの先生からレッスンを受けました。私は幸い出会いに恵まれたので概ね満足していますが、それでも「雲をつかむようなこと」をひたすらしていた印象が拭えませんでした。
現在では街に音楽教室・ボーカル教室があふれるようになり、ボイストレーニングは一般の方にも馴染みのある習い事・アクティビティとなりました。とはいえ、一般に人気な英会話や筋トレといったアクティビティと比べると方法論や情報がふわっとしているように思えます。
なぜ、ボイストレーニングの方法論や情報がふわっとしているのか
ボイストレーニングの方法論や情報がふわっとしているのは、色々な理由があります。
たとえば、ボイストレーナー・音楽講師のバックグラウンドが様々だからです。音大出で声楽出身の方、ポップスの世界でアーティスト活動と並行して講師をしている方(私はこのタイプです)、音楽的なバックグラウンドは特にないが、スポーツやリハビリ等の知見を活かして「掛け算的なスタンス」でやられている方・・・実に色々なバックグラウンドの方がボイストレーナー・音楽講師をしています。
先生やお気に入りの情報発信者のバックグラウンドによって、方法論は異なるのです。なので、それを踏まえずにボイトレの教則本やYoutubeのボイトレ動画にのめり込むのはあまりよろしくありません。
ポップスを歌うのにオペラのレベルで身体を共鳴させ、発音に気を配るべきではないですし、呼吸や発声においてかなり力んでしまう方がパワフルな歌声を真似すると余計に力んでしまうからです。
良識あるボイストレーナーはどんなバックグラウンドであれ、実際のレッスンや教則本、動画にてこうした話にもきちんと触れ、中立的な情報を提供しています。そういう方が発信するレッスンや情報に出会えれば良いのですが、ボイトレ業界・音楽業界のある性質が原因で、英会話や筋トレほど初心者や一般の方に分かりやすいコンテンツが不足しており、方法論や情報がふわっとしているのです。
ある性質とは「習って慣れろ!」、「技術は盗め!」みたいな業界独特の空気です。その空気のせいで体系的に方法論や情報を整理し、分かりやすい内容で提供しようと情報発信者が少ないため、ボイストレーニングの方法論や情報がふわっとしているのです。
指導方法や話し方、伝え方をきちんと勉強しない講師、あまり頭を使わず「センス」だけでやってきたような講師、練習による効果・効能を適切に把握しておらず、発声理論や生徒さんの傾向と合っていないレッスンを提供する講師・・・いわば講師としての在り方がよろしくない方が少なからずいるのがボイトレ業界の現状なのです。
なぜ当HPを立ち上げたのか
それは、ボイストレーニングの方法論や情報をなるべく体型的・中立的にわかりやすく提供することで当HPへ辿り着いた方にとって何か良いきっかけになればと思うからです。
私が発信するボイストレーニング情報の特徴は、歌が苦手な方やボイトレ初心者への指導経験や成果を通して得た知見で構成されている点です。
実際のレッスンでは
歌が上手くなるために何をすべきか(練習法・情報)
そのためにどういうアプローチをしていくか(方法論)
これらを生徒さんの性質や傾向に合わせてなるべく体系的に、分かりやすい伝え方で説明します。
HPでは読者の方々の性質や傾向は分かりかねるため、一般論を述べつつよくある傾向や相反する傾向を例示するよう心がけています。
レッスンの受講は出来るのか?
私のレッスンを受けたいという方がいらっしゃったら大変嬉しいです。しかし、私は大手音楽教室に属する「中の人」であり、契約上自分から募る形でレッスンを提供しておりません。
とはいえ、これまでに述べた通り、適切に情報を見極めることが難しいのが現状です。ですので、いちボイストレーナーとして、せめてオンラインで適切な情報提供ができるよう、情報発信してまいります!
さいごに
ボイストレーニングの効果は歌が上手くなってカラオケで一目置かれるだけではありません。
私の生徒さんの中には、ボイストレーニングを通して話し声が良くなり仕事に良い影響が出て、自分の同僚や部下を紹介してくださる方もいます。声がパンと出るようになったおかげで性格が明るくなった、声が通るようになってストレスが減ったと喜んでくださる方もいます。
ボイストレーニングを通して歌が上手くなるだけでなく、他にも得られるものが色々とあるのです。当HPを通して「良い声の出し方」や「上手く歌う」ためのヒントになるような話題を提供できるよう頑張りますので、どうかお付き合い頂ければと思います。
最後までプロフィールをお読み頂き、ありがとうございます。
massu