【高音は誰でも出せる!】高い声の出し方や練習方法を徹底解説!!

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カラオケやライブで歌っていて、サビの高音が出なくてお悩みの方が多いのではないでしょうか?

昔は高い声が出たのに、最近は出なくなってきちゃって・・
好きな曲を原曲のキーで歌いたい!
高い声を出せたら自信を持って歌えるんだろうなぁ

私の元には、高い声を出したくてボイストレーニングに訪れる方がたくさんいます。
はじめてのレッスンの際にヒアリングすると、7割以上の方が「高い声を出せるようになりたい」と言うほどです。

あなたを悩ませる「高い声」ですが、実はポイントを学んで練習してコツをつかむことによって誰にでも出すことができるようになります!

今回は、高い声を出せるようになるためのポイントや練習方法をお伝えしていきます。併せて、高い声の見本となるアーティストと楽曲を紹介しながら聴きどころについても取り上げていくので、実際の声を参考にして高い声の出し方を練習してみましょう!

高い声が出ない原因

高い声が出ない原因は「喉の力み」と「息の吐き方(呼吸)」、そして「身体の響き(共鳴)」の3つに分けられます。

高い声が出ない原因を学ぶことで、あなたに合った改善策や練習方法が見つかるはずなのでチェックしてみましょう。

喉をしめているから

これまでのボイストレーニングの経験を踏まえると、喉をしめているから高い声が出にくい状態となっている方がとても多いです。

高い声を出そうとするとつい大きい声になってしまいがちですよね。正しい声の出し方や良い声の感覚をつかめていない方が大きい声を出そうとすると、喉がグッとしまってしまいます。

喉がしまった状態だと、喉の奥にある声帯周辺の筋肉が緊張し、声帯の動きを正しくコントロールできなくなってしまい、声が潰れてしまったり喉を痛めてしまうのです。

喉をしめる傾向がある方は、喉を開く感覚をつかめるように練習していくことで高い声が出せるようになっていきます。

吐く息の量が多すぎるから

声は、吐く息が声帯を振動させることによって生じます。声を出すときに吐く息の量が多すぎると、声帯を閉じようとする力が働きすぎてしまい、声帯に過度な負担がかかってしまうのです。高い声を出そうとして、つい声を張り上げたりがなるような発声をしてしまいがちですが、その状態では高い声が出しにくいだけでなく音程も不安定になり、喉を痛める原因にもなります。

声帯が適切に振動する息の量を吐くことが出来れば、高い声が出せるようになっていきます。

ちなみに、多くのボイストレーナーが口々に「腹式呼吸を覚えてしっかり息を吐きましょう」と言うのですが、まともなボイストレーナーであればこのタイプの方にはそういう説明はしません。元々息を強く吐ける方は「コントロールできるようになれば良い」のです。しっかり息を吐く必要があるのは次のタイプの方です。

吐く息の量が少ないから

声を出すときに吐く息の量が少なくても、やはり声を出す際に声帯が正しく振動せず、声は小さく、細くなってしまいます。特に曲の中でひと息で歌うフレーズが長い場合や、長く声を「あー」と伸ばすロングトーンの際に高い声が出にくくなってしまう方は、吐く息の量が少ないことが原因である可能性が高いです。

このタイプの方は、腹式呼吸を覚えてしっかりと息を吐けるようになることで、吐く息の勢いがコントロールできるようになり、声帯を適切に振動させ、高い声が出せるようになっていきます。

声が身体に響いていないから

声を出す際に、吐く息が振動する声帯を通過することで声の元となる音が生じます。この音が身体のあらゆる場所に響き渡ることで、我々が普段話したり歌ったりする声が出来、口から発されるのです。

高い声が出ない原因のひとつに、声が身体に響いていないことが挙げられます。高い声は頭や鼻によく響くのですが、発声のクセで口先だけで話したり歌ったりしている方は要注意です。

このタイプの方は、身体の各パーツが共鳴する感覚をつかめるようになることで、高い声が出せるようになっていきます。

高い声を出すためのコツ・ポイント

高い声を出すためのポイントは大きく分けて「呼吸のコントロール」、「のどと声帯のコントロール」、「声を身体に響かせる」、「発音を見直す」の4点です。

心がけ、姿勢などを、いずれも概要レベルで説明。深い話はリンク先の小〜中項目記事にて紹介というていにする。

適度に強い息を安定して吐く

まず、高い声を出す上で最も重要なのは、呼吸をコントロールし、吐く息を安定させることです。先ほどお伝えした通り、声帯は吐く息は多すぎても少なすぎても正しく振動しません。「適度に強い吐く息」を、ブレずに安定して吐き続けることによって声帯が正しく振動し、高い声がきれいに出せるようになるのです。

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喉を開け、声帯を閉じる

高い声を出す上で呼吸と同じ位重要なのは、声帯が正しく振動するよう、声帯が程よく閉め、声帯を覆っている喉を開くことです。

声の高さは、声帯の振動数や伸展(前後に薄く伸びるようになっている)の度合いによって決まります。一般的に、女性の方が声帯が小さく、振動数が多いため、女性の方が高い声が出るようになっています。

出したい声の高さに適した声帯の動きをするためには、なんと言っても声帯が閉まる感覚をつかみ、息を吐きながら適度な力感を保つ必要があります。また、それと同時に喉が力み、ギュッと閉まらないよう注意しましょう。もし喉がギュッと閉まってしまうと、声帯が適切に動かなくなり、いわゆる「のど声」になってしまいます。

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声を身体に響かせる(共鳴)声区/音域に基づいて声をミックスさせる

人間の声は、音域(音の高さ)ごとによく共鳴する体の部位が異なります。例えば、低い声は首や胸に響き渡る感覚がします。反対に、高い声は鼻や頭に響きやすいのです。

声量を出そうとしてがなり声を出したり張り上げて声帯を酷使するのではなく、正しい呼吸と発声をして、身体のより多くの部位に声を共鳴させることによって、高い声は上手くきれいに出すことができるようになります。

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発音を見直す(口の開き方/舌の位置)

高い声を出すためには、口を縦に大きく開いて声が共鳴するように心がけると共に、舌の位置が変に上下せず、基本的に下の前歯の裏側に舌の先端を置き、盛り上がらないようにすることが重要です。口も舌も凝り固まっていて柔軟に動かないという方が多いので、このあとお伝えする練習方法をお試しいただけると高い声が出やすくなります。

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高い声の出し方と練習方法

ここでは高い声を出すための練習方法を紹介していきます。ここでは「呼吸」、「発声」、「共鳴」と「ボディメイク」の4つの視点から、それぞれの重要性や具体的な練習方法を紹介していきます。各トピックの練習を続けることによって、高い声の出し方やコツがつかめるようになるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

  • 声が弱めな方と強めな方、裏声にひっくり返りやすい方とがなってしまいがちな方など、声の傾向によって効果的な練習方法は異なるのでご注意ください。

呼吸:腹式呼吸で吐く息をコントロールする

高い声を出すには、吐く息をきちんとコントロールする必要があります。大きい声やがなり声でも一時的には高い声が出ますが、声帯や喉に過度な負担がかかるのでなるべく止めましょう。

吐く息をコントロールするには「腹式呼吸」が欠かせません。我々が普段している胸式呼吸(胸や肩を上げたりふくらませることによって行う呼吸)よりも、腹式呼吸の方が息を吐く量やスピードを細かく調整できるからです。この機会にぜひ覚えてくださいね。

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腹式呼吸の練習方法

  • おへそに人差し指を置き、そこから指2〜3本下を軽く押さえる(丹田/たんでん)
  • 指で押さえた場所を中心に、お腹を膨らませるつもりで3秒かけて鼻から息を吸う
  • 指で押さえた場所を中心に、お腹を凹ませていくつもりで3秒かけて口から「スー」と息を吐く

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スタッカート

お腹が膨らんだり凹んだりする感覚が多少つかめたら、次は「スタッカート」に挑戦してみましょう。
スタッカートとは、瞬間的にごく短く音を出すことを指します。歌の場合、「ハッ」っと、なるべく短く、そして勢いよく声を出すことを指します。

  • 腹式呼吸の要領で鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
  • 丹田周辺を指で押さえながら、「スッ!スッ!スッ!」と3回、なるべく短く、そして勢い良く口から息を吐き出す
    →この時、お腹は急にグッと凹めば正解です
  • 丹田周辺を指で押さえながら、「ハッ!ハッ!ハッ!」と3回、なるべく短く、そして勢い良く口から声を出す
    →声が大きく、息に乗った状態で出せれば正解です

ロングブレス/ロングトーン

一定の強さやペースを保ちながら息を吐き続けることを「ロングブレス」と言います。また、そのような要領でまっすぐ声を出し続けることを「ロングトーン」と言います。スタッカートに加えてロングブレスやロングトーンの練習を繰り返すことで、腹式呼吸の感覚がつかめ、吐く息が安定し、良い声が出せるようになっていきます。

ロングブレスやロングトーンをする際は、まるでお経を読むかのように息や声の強さやペースを一定に保つようにしましょう。

  • 腹式呼吸の要領で鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
  • 丹田周辺を指で押さえながら、「スーーーーーー」と、まずは10秒を目指して息だけを口から吐き出す(ロングブレス)
  • 丹田周辺を指で押さえながら、「アーーーーーー」と、まずは10秒を目指して口から声を出す(ロングトーン)

発声:喉を開く

喉を開く感覚をつかむことで喉の余分な力が抜けて声帯が適切に動き、高い声を出しやすくなります。

喉がを開くとは、喉がリラックスしていて、口の空間が広がっている状態のことを指します。専門的な定義としては「軟口蓋(のどちんこがある、上あごの奥側にある柔らかい部分)が上がり、喉仏が下がった状態」です。

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ため息

喉を開く最も簡単な方法は「ため息」です。ため息をする際に、先ほどお伝えした腹式呼吸を心がけてなるべく深く息を吸うことで、じっくりと息を吐き出すことが出来ます。息だけのため息で感覚をつかんだら、そこから少しずつ声を混ぜていきます。息っぽい声から声っぽい声になっても喉の力感が変わらなければOKです。

  • 腹式呼吸の要領で鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
  • 声を出さず、口から息だけを「ハァーーー」と吐き出す(5回)
  • 次に、ハスキーな声を出すイメージで息に少しだけ、小さく声を乗せ息漏れ気味な声で「アァーーー」と発声する
  • 少しずつ息に対する声の割合を増やしていき、最終的に吐く息に声を乗せるつもりで普通の声を出す

あくび

ため息と同様、喉を開く感覚が分かりやすいのが「あくび」です。あくびをしてみると、口の中が縦に大きく開き、喉にひっかからず勢い良く息を吸えるようになっています。声を出す際に、喉がこの力の抜けた力感だと高い声が出しやすくなります。

発声:声帯を閉じる

声を出す際、喉を開くのと同時に声帯はしっかりと閉じることで高い声がきれいに出せるようになります。声帯を閉じる感覚はなかなかつかみにくいかもしれませんが、声帯をコントロールできるようになると大きい声やがなり声にならず、きれいに上手に高い声が出せるようになります。

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エッジボイス

エッジボイスとは、喉の奥でブツブツと弾けるようなざらついた声のことです。映画「呪怨」で少年が発する「あ″あ″あ″あ″あ″・・・」という、あの不気味な声こそがエッジボイスです。咳払いをする時の動き、のどうがいをする時の動きと同じ要領で、喉をガラガラと鳴らそうとすることで上手にエッジボイスが出来るようになります。

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裏声(ファルセット)

裏声を出す際、声帯は開き気味に振動します。したがって、裏声は声帯をしっかり閉じる動きではないものの、裏声の練習をすることで声帯の閉まりをコントロールする感覚が身に付きます。また、裏声で発声することで鼻や頭に声が共鳴するので、地声の高い声で歌いにくい音域や歌えない音域で共鳴する位置や感覚をつかむ練習にもなります。

  • 「ホーーー」と、適当な高さで裏声をまっすぐ出す
  • ミッキーやクロちゃんなどのものまねをしてみる
  • 高めな裏声から低めな裏声へ、低めな裏声から高めな裏声へそれぞれ発声しながら移動する

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共鳴:声を身体に響かせる

呼吸と発声のコントロール力が上がるだけでも高い声は大分出しやすくなりますが、声を身体に響かせることでより楽に高音を出せるようになります。胸や首、口、鼻(鼻腔)や頭部など、声は身体の様々な部位に共鳴するのですが、高い声は鼻や頭部に良く響くようになっています。

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ハミング

ハミングとは口を閉じた状態で、鼻に息を通して歌うことを指します。鼻歌と同じものですね。

ハミングを練習することで、声が口や鼻に響く感覚をつかめます。口や鼻に声をしっかりと響かせることで、声量が大きくなり、「力まなくても声が出るのか」と身体が認識して喉の力みも少なくなっていきます。

  • 口を軽く閉じる
  • 腹式呼吸を意識して、鼻から息を吸う
  • 鼻を通して、「フーーーン」と声を出す

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猫の泣き声をマネる

「ニャーーーーー」と、鼻に声を引っ掛けるつもりで発声してみましょう。慣れてきたら、声を少しずつ高くしていきます。音が高くなっていくほど、響く場所が鼻から頭へ移行し、声も上に向かって抜けていくような感覚になるはずです。しっかりと身体に響かせることで、楽に声を出しているのに声量が大きくなっていくのです。

ボディメイク:身体をリラックスさせる

意外と見落としがちなのが身体の状態です。歌はスポーツと一緒で、身体が凝り固まっていると良い声が出にくいのです。ストレッチを通して身体をリラックスさせることで、余分な力が抜け、高い声が出しやすくなります。

高い声が出にくい方の中には「そもそもまともな声が出る身体の状態でない」場合が少なからずあります。遠回りに思えるかもしれませんが、ストレッチや呼吸、基礎的な発声の練習などを通して「歌える身体作り」をしていくことで力みが取れ、高い声が出しやすくなるのです。

肩や首のストレッチ

良い声を出す上で最もほぐすべき部位は肩や首です。肩が凝っていたり、余分な力が入っているとその力みが首にも波及してしまい、喉の力みの原因となってしまうからです。「首に力が入らないよう、肩をほぐす」ことが重要です。

  • 首をゆっくりと時計回り/反時計回りに回す(各10回程度)
  • 首をゆっくりと前後左右にひねる(各10秒程度)
  • 肩をすくませながら息を吸い、3秒ほどすくませたまま止まり、口からゆっくりと息を吐きながら肩を降ろす(3,4回)
  • 両手を大きく前後に振りながら肩を回す(各10回程度)

顔のストレッチ

顔のストレッチと言われても、特に男性は想像が付かないかもしれません。顔は表情筋という筋肉で覆われていて、分かりやすいところだと唇を動かしたり笑ったりする際に動く際に表情筋を使っています。

表情筋は仕事や勉強、あるいは緊張やストレス等で凝り固まりやすいのと、そもそも日本人は表情に乏しい傾向があります。積極的にストレッチをしてほぐすことで、首から上の部位が全般的にほぐれて、より身体を使って声を出せるようになるのです。

  • 左右両方の人差し指、中指、薬指を使い、上はおでこ、下はアゴのあたりまでを軽く揉みほぐす(30秒程度)
  • リップロールで唇や頬を振動させる
  • タングトリルで舌や顎を振動させる
  • 「あー、えー、いー、おー、うー」と、母音をひとつひとつゆっくりと、顔で歌うつもりで声を出す(10回程度)

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高い声が魅力的なアーティスト・楽曲

ここまで、高い声が出ない原因や、高い声をきれいに出すために知っておくべきポイントや練習方法について解説してきました。

ここでは「きれいで上手な高い声」が武器のアーティスト・楽曲を男女別、ジャンル別に紹介していきます。彼らの声をお手本に、ぜひきれいで上手な高い声を出せるように練習に励んでみましょう!

草野マサムネ(スピッツ)- ロビンソン

JPOP屈指の高音の持ち主と言えば、やはりスピッツの草野さんです。1:33〜はじまるサビはとても伸びやかで透明感溢れる高い声が炸裂しています。サビ後半はファルセット(裏声)に移行するのですが、地声との境目が全く分からないですよね。

久保田利伸 – LA・LA・LA LOVE SONG

邦楽R&Bの男性シンガーといえば久保田利伸さんです。サビのラスト「La la la la la love song〜」というフレーズは一般的な男性ではなかなか出ない高さ(A♭)なのですが、音色に注目してみると鼻にガンガン響いているのがお分かりになるかと思います。高音発声のヒントはここに隠れていますよ!

B’z(ビーズ) – 兵、走る

邦楽ロックを代表する男性ヴォーカリストは数多くいますが、今回はB’zの稲葉さんを取り上げます。近年は夏フェスにも参戦し、観客だけでなく出演者までもB’z見たさにステージへ押し寄せ、ファン層でない観客まで圧倒するモンスターバンド。

そんなB’zの稲葉さんの声の聴きどころもやはり高音です。高い声を出している時、低音の声質と違ってキンキン響き渡る音色がします。これは鼻から頭にかけて強く共鳴させながら発声しているからに他なりません。

※動画の最後でシャウトしていますが、発声理論を踏まえずにマネすると喉を痛めるのでマネはおすすめしません

LiSA(リサ) – 紅蓮華

2019年、最も巷を沸かせた女性ヴォーカリストはおそらくLisaなのではないでしょうか?Youtubeの、ソニーが運営する「THE FIRST TAKE」というチャンネルで、なんと「紅蓮華」の一発録りの動画がupされています。

彼女はパワフルな声から繊細な声まで縦横無尽に歌いこなすのが特徴です。やはりシャウト気味に歌っている部分はあまりマネしないことをおすすめします(笑)

MISIA(ミーシャ) – 逢いたくていま

邦楽R&Bの女性シンガーも多数いるのですが、やはり近年テレビに露出して格の違いを見せつけているのがMISIAです。

MISIAは低い声の記事でも登場しましたが、高い声の発声もとても美しいです。彼女の歌を聴くと、安定した呼吸が声の安定感の要因となっているのが良く分かります。

Superfly – タマシイレボリューション

邦楽ロックを代表する女性ヴォーカリストはやはりSuperflyの志保さん。おそらく一度喉のアクシデントがあって以降、発声方法を変えたせいか声質が柔らかくなったものの、キャリアを通して安定した高音を維持しています。

突き抜けるような高音は、正しい呼吸と発声による賜物です!

Maroon 5(マルーン5) – Sugar

洋楽ポップスの男性ヴォーカリストは人材の宝庫ですが、その中からMaroon5のヴォーカリスト、アダム・レーヴィンを取り上げます。

正直、アダムの発声が良いかというとアレですが(ライブを聴くと言わんとすることが分かるかと)、このセクシーで柔らかい高音は高い声のお手本です。低音から高音〜ファルセットまで広い音域を柔らかい声質のまま綺麗に行き交うという点でも必聴ですよ!

Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – Versace on the Floor

洋楽R&Bの男性ヴォーカリストといえばブルーノ・マーズ。どこまでも出る地声「っぽい」高音が特徴的ですね。この地声「っぽい」高音はどこかで取り上げますが、ヘッドボイス〜ミックスボイスを地声寄りの音色で行き交っているのです。

黒人は本当に信じられないほど大きな声量で超高音域を平気で出すんですよね。聴いていて楽しいですが、凄すぎて参考にならないかも(笑)

Journey(ジャーニー ) – Don’t Stop Believin’

洋楽ロックの男性ヴォーカリストの中でも、最も綺麗な高音を出すヴォーカリストのひとりが80年代に活躍したジャーニーのスティーヴ・ペリーです。多くのバンドが信じられないような高音をレコーディングして楽曲をリリースしていますが、ライブ盤を聴くとお疲れ気味なヴォーカリストが少なからずいます。

その中で、このスティーヴ・ペリーはレコーディングよりライブの方がより冴え渡る数少ないヴォーカリストです。このハリのある絶妙な高い声、やはり頭や鼻によく響いている感じがしませんか?

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Taylor Swift – Shake It Off

洋楽ポップスで高音がきれいな女性ヴォーカリストはたくさんいますが、その中から最も人気であろうテイラー・スウィフトを紹介します。テイラーはデビュー当初、決して上手いとは言えない状態でしたが(失礼)、キャリアを重ねるうちにあらゆるジャンルにインスパイアされた楽曲を器用に歌いこなすようになりました。

そんなテイラーの発声は適度な声帯と呼吸のコントロールが両立しているため、息っぽく柔らかい音色から声っぽく強い音色まで、同じ高音でも色々な音色なのが特徴です。

Alicia Keys – No One

洋楽R&Bの女性ヴォーカリストは才能の宝庫ですが、その中でも今回はアリシア・キーズを取り上げます。

アリシアはかなりハスキーで、「きれい=正しい」という価値観が強い傾向にある日本人の感覚からしたら「その発声で大丈夫なの!?」と思ってしまうかもしれません。ただ、アリシアは音域を問わず声帯がやや開き気味のハスキーボイスが持ち味で、キャリアを通してどの音源を聴いてもこの声質であらゆる曲を歌いこなしています。

高い声を上手に出すコツのひとつは確かに「声帯をしっかり閉じる」ことですが、本人にとってこの閉鎖の度合いがベストバランスならそれで良いと思うのです。ただ、外国人は呼吸や発声の強靭さが日本人とは段違いなので、やはり基本的には声帯をしっかり閉じる意識は重要です。

Sheryl Crow – If It Makes You Happy

洋楽ロックで発声がきれいな女性ヴォーカリストがあまり思い浮かばず・・・ポップではありますがシェリル・クロウを選んでみました。シェリル・クロウの楽曲で最も有名であろうこの曲は、サビの最高音がHiDとかなり高音です。

この高い音を、本人にとってベストバランスであろう声帯の閉まりを保ちながら発声しているのが聴きどころです。

高い声は才能?そんなことありません!

高い声が出ない原因や、高い声を出すためのポイントやコツ、練習方法を一通り取り上げてみました。

大きい声やがなり声で高い音を出そうとすると、喉を痛めたり、最悪の場合ポリープが出来てしまうこともあります。

腹式呼吸を覚えて息をコントロールし、喉を開けつつ声帯をバランス良く閉じながら発声することで上手くきれいに高い声が出せるようになります。

ここまでに紹介したポイントやコツ、練習方法を試して、ぜひ高い声の出し方を身に付けていきましょう!

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