いつもmassu blogをお読みいただきありがとうございます!
ところで、管理人の私はこの秋、音楽修行を兼ねて3〜4週間ほどアメリカを一人旅していました。
題して「アメリカ・音楽の故郷を巡る一人旅」!
<概要>アメリカのどこでどんなことをしていたか?
あらゆる芸術・エンターテイメントの総本山・ニューヨーク、ジャズの故郷・ニューオーリンズ、ブルースやゴスペルの故郷・シカゴに滞在し、「現地で暮らすような旅」をしてきました。ニューオーリンズからシカゴへは、19時間以上かけて移動しちゃっかりとアメリカ縦断をしてみたり。
私は集団で回るツアー旅行や名所をスタンプラリーのように巡る旅行は好きではありません。それよりもローカルの人たちが普段使いするようなお店で食事したり、スーパーで買い物したり、公園や川沿いでのんびりしたり、治安の悪いところも歩き回ったり・・・「現地で暮らすような旅」が好きなのです。
その一方で、グラミー賞を受賞したアーティストのサポートやプロデュースを手掛けた、トップミュージシャンでもあるヴォーカル・コーチからボイストレーニングを受け、ほぼ毎晩ライブハウスへ行って本場のブラック・ミュージックを目の当たりにし、週末はゴスペルを聴きにチャペルへ行くなど音楽漬けの日々を送っていました。
ニューヨークでの日々
ニューヨークでは、ガイドブックでは危険エリア扱いされている「ハーレム」という黒人が多いエリアに滞在していました。
ニューヨークでは主にボイストレーニングを受けたり、R&Bやジャズのライブハウス巡りをしていました。
また、その合間にはハーレム中を散歩して回ったり、雰囲気が好きなイースト・ヴィレッジやグリニッジ・ヴィレッジ周辺をぶらぶらしてみたり、、ミュージシャンというのはインスピレーションが大事な職業なので、人や街の様子を見るために散歩ばかりしていたような。
ニューオーリンズでの日々
実は一番楽しみにしていたのがニューオーリンズ。ディズニーの街並のような古いアメリカっぽい雰囲気がそのまま残っているのが魅力的でした。
私はメインストリートであるバーボンストリートからちょっと右寄りの「マリニ」というエリアの築150年オーバーのニューオーリンズ式邸宅に滞在していました。
本当は1週間ほどの滞在してメンフィスへ3,4日行くつもりが、ニューオーリンズの雰囲気にハマってしまい延泊して旅程を変更したほどです。
ニューオーリンズでもやはりライブハウス巡りが中心でした。ニューオーリンズで盛んなのはやはりジャズですが、それ以上にファンクのライブが充実していたのが驚きでした。
その他にも、バーボンストリートやフレンチメンストリート周辺ではストリートライブが数多く行われていたので、散歩や観光がてら飽きるまで音楽に触れていました。
その他にも、ローカルの人しか入らないような店を巡ったりして、この街が一番楽しめた気がします。
アムトラックでニューオーリンズ〜シカゴ、アメリカ縦断してみた
私の夢のひとつが「アメリカを横断か縦断すること」でした。
本当はハーレーをレンタルしてバイクでルート66を横断、、したかったのですが、今回は訪れる都市の兼ね合いで列車の長旅を組み込むことに。
ニューオーリンズ〜シカゴ間は約1500km。この長距離を19時間ほどかけて移動するのが「シティ・オブ・ニューオーリンズ」という列車です。アムトラックという会社が全米の主要都市間に色々な長距離列車を運行させているのですが、この列車の旅はとても良い思い出になりました。
シカゴでの日々
シティ・オブ・ニューオーリンズの到着地、シカゴでは結局滞在した4日ほぼ全てが雨だったのが印象的です。
ニューオーリンズが30度越えだったのに対してシカゴは15度を切っていたので、あまりに寒くてつい味噌ラーメンを食べたほどです。シカゴ・ミソ・ラーメン。
アップタウンのミシカン湖から程近い個人宅で民泊し、ワンちゃんと戯れつつ、シカゴを代表するブルース系のライブハウス巡りと散歩、観光に明け暮れていました。
シカゴはニューヨークやニューオーリンズと違って街中がとても清潔で洗練された街、という印象でした。
アメリカのニッチな情報はなかなか見つからない・・・
ところで、このサイトでは基本的にボイストレーニングに関する情報や、私の好きなR&Bやソウルミュージック、AOR等の情報を発信しています。
また、私はボイストレーナーとして、歌うことにコンプレックスを持っている方からプロとして活躍している方まで、あらゆる属性の方を対象に「歌うこと」を指導しています。
それと同時に、日本ではマイナーなR&BやAOR系の音楽を広めるべく演奏活動、プロモーション活動もしています。
もしかしたら、このサイトをご覧になる方の中には
「アメリカで本場のエンターテイメントに触れてみたい」
「アメリカでボイトレを習ってみたい」
「ガイドブックに載らないようなローカルなライブハウスで本物の音楽に触れてみたい」
といった方がいらっしゃるのではないかと考えています。
渡米するたびに、アメリカ各地の情報をリサーチして計画を立てるのですが、結論、良い情報は日本語で取れないことが多いです。
たとえば、ニューヨークには”Bill’s Place”(ビルの家)というライブハウス、、というよりも「家」があるのです(治安が悪いとされているエリアの一角にあるジャズミュージシャンの家で、金・土曜だけ夜な夜なライブをしている)。・・・そもそもブロンクスやイースト・ハーレムほど治安悪くないぞと思うのですがその話はまたそのうち。
そこはジャズの伝説的歌手ビリー・オーシャンが初めて人前で歌った場所で、ニューヨークのどの有名ジャズクラブでも聴けないほどスリリングで痺れるプレイが見られるのです。
ところが、2019年11月現在、”Bill’s Place”に関する日本語の情報は確認出来ません。
私も現地で知り合った方から噂を聞きつけ、英語でリサーチしてライブにこぎつけることが出来ました。
日本語の情報がないライブハウスや、ローカルや英語ネイティヴの方が通う地元の美味しいレストランや名所は少なからずあります。本筋のボイトレ情報とは違うけれど発信したい・・・!
旅の組み立て方からニッチな情報まで、発信していきます!
ということで!ゆったりとではありますが、今後アメリカに関するあらゆる情報を記事にして発信していくことにしました。
私のように少なからず時間やお金を確保して長旅出来る方は限られるかもしれません。とはいえ、これから執筆する記事が皆さんの参考になったり、読み物としてお楽しみ頂ければ幸いです。気になること、取り上げて欲しいことなどがあればぜひコメントしてくださいね!
massu