プリンス(Prince)のおすすめ名曲・人気曲!絶対に聴くべき代表曲10選

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アメリカではマイケル・ジャクソン同様、未だに人気のプリンス。

音楽好きな方でも名前は知っているけれど曲をちゃんと聴いたことがない、という方が多いのではないでしょうか?

今回は、そんなプリンスの代表曲・人気曲から、ボイストレーナー/ミュージシャンである私が10曲を厳選して紹介します!

プリンスについて

プリンスはアメリカを代表するR&B系のアーティストです。

長いキャリアの中でコンスタントに楽曲を作り続け、プラチナアルバム12作、トップ40にランクインしたシングル30曲を世に繰り出し、楽曲の総売上枚数は1億3000万枚以上と言われています。

プリンスの特徴は、ヴォーカルだけでなく、ギター、キーボード、ベース、ドラムなどをこなすマルチプレイヤーだという点です。それだけではなく、作詞・作曲から編曲、プロデュースまで、音楽制作の全工程を手がけるのがプリンスの凄いところです。

そんなプリンスの音楽的特徴は、ファンクを土台としたサウンドにロックやサイケデリック、ヒップホップなど、あらゆるジャンルの音楽が混ざっているところです。

プリンスの楽曲は大きく、ポップスとファンクテイストな楽曲の2つに大別されます。しかし、音楽性が非常に独特かつ多岐に及んでいて、特定の音楽ジャンルに分類するのが困難なほど斬新な楽曲も多数あります。

また、楽曲面以外にも際立っているのが、ウィスパーボイスからシャウトまで、あらゆる声で時にセクシーに、時に野生的に歌える歌唱力や過激なライブパフォーマンス、そして「アイコン」としての独特な存在感です。

日本では岡村靖幸やスガシカオ、村上春樹が影響を受けていて、世界的にもレディ・ガガをはじめ、チャカ・カーンやミック・ジャガーなど、あらゆる年代・ジャンルのアーティストに影響を与えています。

Soft and Wet(ソフト・アンド・ウェット)

リリース年:1978年
収録アルバム:フォー・ユー

「ソフト・アンド・ウェット」は、プリンスのデビューアルバム「フォー・ユー」に収録されていた楽曲です。プリンスのデビューシングルでもあるこの曲は、ビルボード・シングル・チャート最高92位、R&B/ヒップホップ・シングル・チャートでは最高12位を記録しました。

この曲はなんと、発表当時19才だったプリンスが全ての楽器を演奏し、コーラスも手掛けているのが見どころです。プリンスの原点とも言えるファンクのテイストが溢れる初期の名曲です。

I Wanna be Your Lover(アイ・ワナ・ビー・ユア・ラヴァー)

リリース年:1979年
収録アルバム:愛のペガサス

「アイ・ワナ・ビー・ユア・ラヴァー」は、デビュー翌年の1979年、ディスコ全盛期が終ろうとする時期にリリースされたプリンス初のヒット作ともいえる名曲です。

ビルボード全米最高11位を記録したこの曲は、感情豊かに裏声で歌い上げることによって、セクシーかつ激しいヴォーカルワークとなっているのが見どころです。キーボードとギターによるキャッチーでポップなサウンドが魅力的ですね。

Controversy(コントラバーシー/戦慄の貴公子)

リリース年:1981年
収録アルバム:戦慄の貴公子

「コントラバーシー」はアルバム「戦慄の貴公子」に収録されている楽曲です。

プリンスファンの間でも特に人気のあるこの曲は、和訳すると「論争」です。

「白人か黒人か」
「神を信じるか、自分を信じるか」
「結論なんてなければ良い、答えが一つのようなものばかりでない」

そんなメッセージが込められた歌詞はマイナーなセクシャリティー(性的指向)が否定されていた時期に、プリンスはファンキーなビートに乗せて、何かとレッテルを貼ろうとする人々の感受性や多様性の欠如を否定したところに先見性や感性の鋭さが見えます。

1999

リリース年:1982年
収録アルバム:1999

「1999」は、同名のアルバム「1999」に収録されたアップテンポでファンキーな名曲です。アルバム「1999」は全米で400万枚を売り上げるとともに、この曲は全米チャート最高12位を記録しました。

いかにも80年代テイスト漂う派手なシンセのリフやビビッドでファンキーなベースラインやカッティングギターの音色は、プリンスのライバルとも言えるマイケル・ジャクソンの「ロック・ウィズ・ユー」に通ずる雰囲気がありますよね。

1999年に世界が滅びるという、かのノストラダムスの大予言を受けて「2000年が来ないなら、躍り狂って楽しもう」というメッセージが込められたプリンスの代表曲です。

Little Red Corvette(リトル・レッド・コルヴェット)

リリース年:1982年
収録アルバム:1999

名盤「1999」に収録されているもう一つの有名曲が「リトル・レッド・コルヴェット」です。全米チャート最高6位を記録し、プリンスにとって初めて全米トップ10を飾ったヒット曲です。

ドラムマシーンやシンセサイザーによる電子音がバックを飾る無機質な演奏に対して、妖艶な歌声やステージを駆け回るプリンスの有機的な存在感との対比がクールです。

When Doves Cry(ウェン・ダブズ・クライ / ビートに抱かれて)

リリース年:1984年
収録アルバム:パープル・レイン

邦題「ビートに抱かれて」はプリンス最大のヒットを飾った名盤「パープル・レイン」に収録されています。シングルカットされたのちに世界的ヒットを飾ったこの曲は、全米チャート5週連続1位に輝き、200万以上売れて1984年に最も売れたシングルとなりました。

キャッチーでポップな旋律やアレンジが魅力的である一方、「ありきたりだから」と言って、ブラックミュージックにおいて欠かせないベースを省いてしまうという斬新なアイデアが垣間見られるクセものの名曲です。

Let’s Go Crazy(レッツ・ゴー・クレイジー)

リリース年:1984年
収録アルバム:パープル・レイン

名盤「パープル・レイン」に収録されたもう一つの大ヒット曲が「レッツ・ゴー・クレイジー」です。ファンの間でも特に人気が高いこの曲は、プリンスのライブには欠かせない存在となりました。

プリンスが凄いのは、かたやファンクテイスト溢れる、通好みでツボが分かりにくい楽曲を生み出しながら、同時にこの曲のようなポップでダンサブルな楽曲も作れるという作風の広さです。

Purple Rain(パープル・レイン)

リリース年:1984年
収録アルバム:パープル・レイン

プリンスにとって一番の代表曲であり、アメリカン・ポップス、R&Bの歴史に燦然と輝く名曲が「パープル・レイン」です。

ファンク、ロック、ブルース、R&B etc…。あらゆるジャンルの音楽をクロスオーバーさせながら唯一無二の楽曲を生み出してきたプリンスの凄まじさが最も凝縮されているのがこの曲です。

ここまでエモいギターを弾けるギタリストがどれだけいるか。
ここまで自己陶酔しきれるヴォーカリストがどれだけいるか。
絶対的な名曲の存在感に引けを取らないアーティストがどれだけいるか。

「天上天下唯我独尊」。この言葉が最も似合うのは殿下に他なりません。

Raspberry Beret(ラズベリー・ベレー)

リリース年:1985年
収録アルバム:アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ

名盤「パープル・レイン」の次にリリースされたアルバム「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」に収録されている、プリンスによるポップスの名曲です。全米チャート最高2位を記録したこの曲は、サイケデリックで妖艶な雰囲気が漂うアルバムの中で、キャッチーでポップなのが特徴的です。

Kiss(キス)

リリース年:1986年
収録アルバム:パレード

1987年にリリースされたアルバム「パレード」に収録された「キス」は、プリンスが得意とするファンキーな楽曲です。

シンプルなリズム隊に加え、ファンクに欠かせないカッティングギターが随所随所に入ってきて、プリンスのセクシーでリズミカルなファルセットが冴え渡るのがこの曲の聴きどころです。

プリンスの音楽がファンクに分類される理由は、この曲を聴けば納得せざるを得ません。

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プリンスの最もおすすめな名盤は「パープル・レイン」!

プリンスは長いキャリアに渡ってコンスタントに楽曲をリリースし続けました。
その中で、最もおすすめな名盤はズバリ!「パープル・レイン」です。

個人的には「コントロバーシー」や「1999」も大好きなのですが、プリンスを代表する「パープル・レイン」が入っている時点でこのアルバムを選ばざるを得ません。

初期のファンキーでポップなサウンドを踏襲しながら、よりエッジーで切れ味抜群な楽曲や歌、演奏が注目ポイントです。

ベストアルバムもおすすめ!

今回紹介しきれなかった「Do Me Baby(ドゥ・ミー・ベイビー)」や「Sign O’ The Times(サイン・オブ・ザ・タイムス)」といった名曲をはじめ、あらゆる年代の代表曲が収録されたベストアルバムもおすすめです!

おわりに

プリンスは偉大なるレジェンド達の中でも特に際立った存在感を放った天才でした。

しかし、日本では今もなお、風土的・価値観的に表立ってプリンス好きを公言する人は、R&B、ソウル好きでもあまり見かけません。

とはいえ、プリンスの圧倒的才能は色あせることはありません。

エピローグ替わりに、プリンスのエピソードをふたつ紹介して終わりとさせていただきます。

ミック・ジャガー、観客に激怒

プリンスにとって象徴的なエピソードがあります。

1981年秋。新人時代のプリンスは、世界で最も人気のあるロックバンド、ローリング・ストーンズのツアーの前座を務めることになりました。

プリンスの奇妙な衣装に、ファルセットやシャウト、フェイクを多用する特殊な歌い回しに、聞いたこともないようなギターのフレーズ・・・。

そんなプリンスのパフォーマンスを見たストーンズの観客は、ブーイングを浴びせ、野菜や鳥の死骸を投げつけたと言います。

ショックを受け、立ちすくむプリンスの横に颯爽と現れたミック・ジャガーは開口一番、観客に向かってこう叫びました。

「お前らにプリンスの良さなんてわからねえだろうな!!」

ミックは失意に暮れるプリンスの肩を抱き、舞台からはけていったのです。

ミック・ジャガーはプリンスの天才ぶりを見越して前座に起用したにもかかわらず、ストーンズやロックファンにプリンスの凄さは伝わらなかったという、悲しいエピソードです。

プリンスの音楽は、独自性や幅が広すぎて時代が追いついていなかったのかもしれません。1984年、「パープル・レイン」がリリースされて世間はようやく、プリンスの天才ぶりを味わうことになります。

アメリカ史上最高のパフォーマンスと名高い、伝説のスーパーボール・ハーフタイム・ショー

毎年世界を沸かせるスポーツイベントとなっているスーパーボール。そのハーフタイムは、世界を代表するアーティストによるパフォーマンスが繰り広げられ、アメリカの風物詩となっています。

2007年。スーパーボール当日は大雨が降りしきり、ハーフタイム・ショーは中止が危ぶまれていました。

そしてそれに出演することに決まったプリンスは、1981年の「あの時」同様、散々な前評判でした。

大雨が勢いを増すスタジアムに、プリンスを象徴するエンブレムがステージ上で紫色に輝き出しました。

ライブパフォーマンスの妨げになるほどの豪雨がカメラを濡らし、照明がディスコボールのように艶やかな光を放つように。

初期のヒットソング「Let’s Go Crazy」で歌い狂い、ギターを引き倒すプリンス。

1981年、ストーンズのライブの一件で失意に打ちひしがれたあの男がスタジアムの観客に牙を剥き、あっという間にプリンスの勢いに飲み込まれていったのです・・・。

名曲のカヴァーや自身の人気曲を織り交ぜたステージは、フーファイターズの「ベスト・オブ・ユー」、そして名曲「パープルレイン」へ切り替ります。

観客の携帯電話は、伝説のステージを彩る照明道具となり、雨は灯りを滲ませるフィルターとなり、スタジアムを幻想的に照らし出しました。

演奏が進むにつれ、プリンス独特の歌い倒すようなギターソロ、そして象徴的なファルセットがスタジアムを包み込み、観客の絶叫が響き渡り、舞台は幕を閉じたのです。

過去には口パクや当てぶりだとバレて興醒めとなったハーフタイム・ショーもあった中で、プリンスのパフォーマンスは前評判を覆し、今でもなお、史上最高のハーフタイム・ショーとして伝説となっています。

・・・・・・・

その天才がゆえに表現が斬新すぎ、常に心ない人間から罵倒され、今でも正当な評価がされていると思えないプリンス。

2016年に急死してしまったことを受け、プリンスを見出したミック・ジャガーはツイッターでこう偲びました。

「プリンスの才能は無限だった。この30年間でもっともユニークで才能あるアーティストだった」

〜完〜

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Amazon Music Unlimitedをおすすめする6つの理由【料金・特徴・機能を解説】

 

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